労働安全衛生規則の一部を改正する省令について
化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生規則等の一部が改正されました。
化学物質関係の特別規則の規制の対象外であった有害な化学物質を主な対象として、国によるばく露の上限となる基準の策定、危険性・有害性情報の伝達の整備拡充等を前提として、事業者が、リスクアセスメントの結果に基づき、ばく露防止のための措置を適切に実施する制度を導入するものです。
詳しくは厚生労働省の関係ページへ
労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行について
今般、有害な業務に従事する労働者に対する歯科健康診断の実施率向上のため、労働安全衛生規則の一部が改正され令和4年10月1日から施行されることとなりました。 上記歯科健康診断の実施義務がある場合には、使用労働者数に拘わらず安全衛生規則第48条の歯科健康診断(定期のものに限る。)行ったときは、所轄労働基準監督署長にその結果を行うことが必要となります。 改正の趣旨・内容等
工場火災による労働災害防止の徹底について
先般、新潟県村上市の米菓製造工場における火災により、6名の労働者が死亡するという重大な災害が発生しました。これを受け、埼玉労働局健康安全課長より火災発生時の対応に関し別添のとおり要請がありました。
事業者各位におかれましては、労働安全衛生関係法令に基づく安全衛生教育及び消防関係法令に基づく避難訓練等を通じ、火災発生時の対応が全ての労働者に対して周知され、その徹底が図られるよう努めてください。
別添要請文
事業場における労働者の健康保持増進のための指針の一部改正について
今般、健康保険法(大正 11 年法律第 70 号)等の一部が改正され、医療保険者が健康保険法等に基づき保健事業を実施する上で必要と認めるときは、事業者に対して40歳未満の労働者の健診情報の提供を求めることができることとなったことを踏まえ、医療保険者から定期健康診断に関する記録の写しの提供の求めがあった場合に、事業者が当該記録の写しを医療保険者に提供する際に本人の同意が不要である旨が追加されるなど、上記指針の一部が改正されています。改正の趣旨・内容等
労働者の心身の状態に関する情報の適切な取扱いのために事業者が講ずべき措置に関する指針の一部改正について
健康保険法、個人情報の保護に関する法律等の改正に伴い、労働者の心身の状態に関する情報が適切に取り扱われるよう上記指針が一部改正されています。 改正内容等は別紙のとおりですので、事業者各位におかれましては、改正指針に則り労働者の心身の状態に関する情報の適切な取扱いをお願いします。 別紙改正内容等
事務所衛生基準規則及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行等について
事務所衛生基準規則及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令が令和3年12月1日に公布され、 一部の規定を除き、同日から施行されています。併せて、事務所衛生基準規則及び労働安全衛生規則について、 一部運用の見直しが行われました。その改正及び運用の見直しの趣旨、内容等については、厚生労働省労働基準局長 通達等(厚生労働省ホームページ)のとおりです。各位におかれましては、同通達等を参照のうえ事務所作業の適確な管理を図られるようお願いします。
死亡災害の撲滅に関する要請について
令和3年の埼玉県内の事業場での労働災害発生状況は、9月末集計で、死亡者数は 17 で対前年同期比5人(41.7%)増、休業4日以上の死傷者数も4,991 人で対前年同期比988 人(24.7%)増と、いずれも大幅な増加となっております。
いずれの死亡災害も、実効あるリスクアセスメントの実施と対策が行われていれば未然に防ぐことができたものと考えらることから、「安全衛生管理自主点検表」を活用した
リスクアセスメントの実施の徹底について埼玉労働局から要請が行われています。
事業場各位におかれましては、死亡災害の撲滅に向けて、「安全衛生管理自主点検表」を活用して、リスクアセスメントの実施の徹底を図るようお願いします。
要請文、関係リーフレット及び「安全衛生管理自主点検表」はこちら(埼玉労働局ホームページ)から
埼玉県最低賃金が時間額956円に改正
埼玉県最低賃金が令和3年10月1日から時間額956円(引上げ額28円)に改正されています。
埼玉県最低賃金は正社員はもとより臨時・パートタイマー・アルバイトなどを問わず、埼玉県内の事業場で働く全ての労働者に適用されます。
詳しくは埼玉労働局のホームページでご確認ください。また、厚生労働省のホームページでも最低賃金制度などについて詳しく解説されています。
剥離剤を使用した塗料の剥離作業における労働災害防止について
橋梁等の塗料を剥がす作業や石綿を含有する建築用仕上塗材を除去する作業において、様々な剥離剤が使用されていますが、剥離剤に含まれる化学物質への引火による火災や、吸入による中毒事案が頻発しています。このため、厚生労働省において剥離剤を使用する作業における労働災害事例、剥離剤に含まれる化学物質の危険有害性、剥離剤を使用する作業において講ずべき措置などが取りまとめられました。それらを参照のうえ、剥離剤の適正な使用をお願いします。
〇災害事例・剥離剤を安全に取扱うための標準的な手順等はコチラ(埼玉労働局ホームページ)を参照ください。
〇周知用パンフレットはコチラ
労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービスが開始されています。
労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービスは、所轄労働基準監督署に申請または届出を行う場合に使用する様式を、企業のみなさんがインターネットを利用して作成するサービスです。また、入力したデータを保存しておくことで、次回入力の際、共通する部分の入力を省略できます。本サービスの利用において事前の申請や登録は不要です。現在は、労働者死傷病報告、定期健康診断結果報告書、心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書、総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告の帳票を作成ができ、要望を踏まえて作成できる帳票を拡大する予定とのことです。ご利用される方はコチラ(厚生労働省のサービスページ)から。
有期契約労働者の無期転換ポータルサイトが開設されています。
無期転換ルールとは労働契約法の改正により、同一の使用者(企業)との間で、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みによって無期労働契約に転換されるルールです。厚生労働省では、労働契約法の無期転換ルールに基づく無期転換の申込みが平成30(2018)年度から本格的に行われることを踏まえ、様々な支援を行っています。
詳しくは無期転換ポータルサイトで。
自己診断サイト「スタートアップ労働条件」が開設
厚生労働省では、事業者のための労務管理・安全衛生管理診断サイト「スタートアップ労働条件」を開設しました。ホームページで労務管理・安全衛生管理の自己診断ができますのでご利用ください。サイトはこちらです。